電気火災が多発しています

ページ番号1019955  更新日 2025年7月9日

印刷大きな文字で印刷

電気火災に要注意!

令和6年の倉敷市消防局管内における火災111件のうち、電気関係(電気機器、電気装置、配線器具、電灯・電話等の配線)が原因となった火災は18件あり、火災原因の1位となっています。

電気は身近なもので、私たちの生活になくてはならないものですが、電気製品の使い方を間違えたり、維持管理を怠ったり、古い家電製品を使用し続けることで、電気火災に至る可能性があります。

令和6年 倉敷市消防局 火災原因

火災原因のグラフ

過充電による火災に注意!

充電器は製品によって電圧が異なり、他製品の充電器で充電した場合、製品内部のリチウムイオン電池が過充電により発火する危険があります。必ず製品付属の充電器やバッテリ(純正品)を使用しましょう!

トラッキングによる火災に注意!


トラッキング現象とは

  1. コンセントと電源プラグの間にホコリが溜まる
  2. 溜まったホコリが湿気を帯びる
  3. 本来通電しないはずの絶縁体部分で微弱な電流が流れ、スパーク(火花)を繰り返す
  4. このスパークが、最終的に火災を引き起こす

 

コンセントやプラグの間にほこりや水分が溜まると、電流が流れやすくなり、火花放電が起きて発火することがあります。

定期的な清掃と水分に気をつけましょう!

半断線による火災に注意!

電気コードや配線が折れたり、踏まれたり、挟まれたりすることにより、電気コード内部の導線が一部切断(断線)し、この

状態のまま使用を続けると、断線部分で電気抵抗が増加し、異常発熱やスパーク(火花)が発生し、火災の原因となる可能性

があります。

電気コードは丁寧に取り扱いましょう!製品を使用していて、異常があれば使用をやめましょう!

接触不良による火災に注意!

 プラグが変形していたり、ゆるんでいたりすると、電気回路の接続部分が十分に接触していない状態となり、接触抵抗が

 増加し、異常発熱により火災の原因となる可能性があります。

 外力によってプラグが変形しないよう、コンセントの抜き差しや取り扱いに気をつけましょう!また、使用していて異常に

 熱かったり、変色していたら、直ちに使用をやめましょう!

過負荷による火災に注意!

コンセントや延長コードには定格容量(許容電流)が決まっています。たこ足配線や、機器の接続が多すぎると、定格容量

を超え、過電流が流れ、異常発熱して火災の原因になります。

たこ足配線はやめましょう!接続する電気製品の消費電力が延長コードの定格消費電力を越えないよう、注意して使用しま

しょう! 

このページに関するお問い合わせ

倉敷市消防局 予防課
〒710-0824 倉敷市白楽町162番地5
電話番号:086-426-1194 ファクス番号:086-421-1244
倉敷市消防局 予防課へのお問い合わせ